幕末から明治時代にかけ、実在した人物で、本名は、「芳賀 四郎」という名前です。
四郎が訪れる店は繁盛するとして各店で、彼が訪れると喜んで迎えました。
彼は、知的障害をもっていて、話す事がほとんど出来なかったそうです。
彼が、なくなってから、商売繁盛の福の神として写真が飾られたりするようになったそうです。
四郎は、気の向くままに町を歩き回って、食べ物などを食べて回っていたようですが、彼が訪れる店はなぜか繁盛するので、歓迎されました。
彼は、純粋な性格で、人に危害を及ぼすこともなく、愛嬌があったので、みんなから好かれ、子供が好きでいつも笑っていたそうです。
彼が立ち寄って食事をした店は、彼の家の人が、後から支払っていたようです。
鉄道を利用して、宮城県、福井県、山形など、遠くまで足を伸ばしていたようです。
彼が、「仙台四郎」と呼ばれて人気が出たのは、大正時代になったころ、千葉写真館で、「明治福の神」と名前を付けて、写真を絵葉書にして売り出したからです。
そして、バブル景気に地元で流行して、仙台の名物のお土産として売れ、全国に名前が知れるようになりました。
現在、仙台市内の飲食転移は、仙台四郎の写真や置物が置いてあります。
仙台では、クリスマスシーズンにアーケードにサンタクロースの仙台四郎のバルーン人形が登場します。
|